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すっかり冬になり、クリスマスや年末年始なんて言葉がテレビでも聞こえてきました。
台風も発生していますが、カレンダー的には季節は冬になりつつあります。
その季節に合った絵本を読ませてあげることで子どもにもわかりやすいし知識が増えるのではないかと思っています。
今回は冬をテーマにされている絵本をご紹介します。
あかがいちばん
カナダの絵本です。
こちらは冬がテーマの絵本でもありませんが、表紙の女の子がモコモコのお洋服に赤い長靴を履いていますし、「あか」という色がなんとなく冬を連想させてくれます。
作者はキャシー・スティンスンさんいう女性の方です。
主人公の女の子は赤が大好きです。
お母さんはわかってくれないけど赤は世界で一番すてきな色だから。
だからなんでも赤が好き。破れた手袋でも赤い方が好き。だって上手に雪だるまがつくれるから。パジャマに至っては、だってオバケを追い払ってくれるから!
お母さんが事あるごとにアドバイスしてくれますが、女の子は全て赤の方がいいの一点張りです。
これうちの子ですやん!
読んだときそう思いました。わかりますよね、子供たちのこの謎のこだわりの強さ。
私はこの絵本のお母さんの方の立場になって読んでしまいましたが、親としては嫌がらせではなくて効率とか機能的な事でつい口を出してしまいます。
だって破れた手袋じゃ寒いでしょう。夜はお腹冷えたら風邪ひくでしょう。
これが子供からすると余計なお世話なんですよね。笑
きっと作者のキャシーさんもこの絵本のようなやりとりを子どもさんとしたんだろうなって思うと微笑ましいです。
ふゆのコートをつくりに
女の子向けのお洋服の絵本です。
「おようふく絵本」シリーズで春秋冬の3種類あります。
今回は冬の絵本です。
突然雪が降った朝、外に行きたいウサギのさきちゃん。お母さんのコートをもらう事にしましたが大きすぎるので、キツネのミコさんのところで仕立ててもらいます。
ミコさんにはさきちゃんに「冬の音ってどんな音?」や「コートの好きなところ」など色々質問していきます。
形を考えてボタンと裏地を選んで、さきちゃんのコートのイメージが完成します。
自分で服を決めるのって大人でもワクワクします。
ミコさんはさきちゃんとのお話から、さきちゃんがどんなコートを着たいのか想像しながら作ってくれました。
静かな雪の夜、ストーブの上でヤカンがシューシューなっています。
翌日、仕立ててもらった赤いコートを着て真っ白な雪の中をピョンピョンしてるさきちゃん。
冬の音や情景が美しいですよね。
絵を描かれた布川愛子さんは「可愛いものいっぱいの塗り絵ブック」の方です。
絵本に登場するお洋服やお部屋の細かなデザインが女の子なら大好きな可愛らしさがあります。ミコさんのお部屋がすごくおしゃれです。
子どもの頃に母が集めていたボタンコレクションを思い出しました。缶の箱に色々なボタンが入っていてそれを出して眺めるのが好きでした。女の子は可愛い物が好きですよね。
クリスマスのしかけ絵本
クリスマスの本はたくさんありますが、今回はこちらを読みました。
クリスマスはドキドキ
仕掛け絵本です。対象は3,4歳からです。
「この一年いい子にしていたらサンタさんがきてくれる」と聞いて心配になるクマのくーとまー。
クリスマスにプレゼントをもらえるかドキドキしながら当日を迎えます。果たしてサンタさんはきてくれるのでしょうか。
子どもなら誰もがソワソワするクリスマスのお話です。プレゼントのところが仕掛け絵本になっていて、どんなプレゼントか開けてみてのお楽しみになっています。
12ヶ月の仕掛け絵本シリーズで1年間のイベントが絵本になっています。
クリスマスってなあに
ミッフィーでお馴染みのブルーナの作品です。
日本ではクリスマスといえばサンタクロースやクリスマスケーキなどが思い浮かびますが、本来はキリスト教の祭日です。
Christmasは日本語でキリストのミサ(礼拝)です。
クリスマスやイースターの本来の意味を知らずに盛り上がるのは勿体無いので、ぜひ知識として知ってほしいです。
イエス・キリストの誕生のお話を可愛い絵とわかりやすい文章で教えてくれます。
クリスマスの本来の意味を子どもに教えたい時にぜひ読んでほしい絵本です。
赤ちゃん向けクリスマス絵本
どちらも仕掛け絵本です。
「ねんねしたらサンタさん」はスライド式のしかけで、赤ちゃんが指で動かす事ができるので一緒に触って楽しめます。
ちょこちょこ現れるサンタさんに赤ちゃんが夢中です。
「クリスマスえほん」は飛び出す絵本です。クリスマスツリーやケーキが立体的に飛び出し、インパクト抜群です。
このタイプは何度も読んでいると破れるのが残念です。
以上、冬の絵本を紹介しました。クリスマスな絵本を見ると12月が楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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