私は絵本が好きで、図書館で借りた本も含めると1ヶ月に60冊は子ども達に絵本を読んでいます。
生後5ヶ月くらいになれば首も座って、うつ伏せになって遊べるので色々な物に興味が湧きます。絵本も仰向けで見ていた時よりも喜んでくれます。出来るだけたくさん読んであげたいと思っています。
でも本当は読み聞かせは苦手で、ほぼ棒読みです。抑揚をつけたりする事はありません。
私の棒読みでも絵本を楽しんでもらいたい!
こう思って、私が読んでも楽しい絵本を日々模索しております。
今回は読み聞かせが苦手でもパパやママが楽しめる本を集めました。生後5、6ヶ月なら喜ぶと思う絵本を選んでいます。
読み聞かせが苦手!選ぶ時のポイント
読むこと以外にインパクトが欲しいので、しかけ絵本を中心に選びました。私が絵本を選ぶときにチェックしていることは以下の通りです。
- オノマトペが多い
- コントラストがはっきりしている
- ページが少なめ
- しかけが楽しい
- 触って壊しても直せるもの
オノマトペとは擬音語と擬態語のことを指します。擬音語は動物の鳴き声や「トントン」など物の音です。擬態語は「ツルツル」など物事の様子を表す言葉です。
色が優しくボンヤリとしたタッチだと反応が悪い事が多いので、色はハッキリした絵本を選んでいます。
生後5、6ヶ月の赤ちゃん向け!遊びが楽しい絵本 4選
おうた絵本は私が読むより歌うのが好きで、気に入っています。お出かけ用にも何個か持っています。
①おうた絵本 「どんないろがすき」
- 歌がそのまま絵本になった
- 絵が可愛い
- 色が分かりやすい
「どんないろがすき?」「あか」でお馴染みの歌です。絵本を読むより歌う方が好きな方にはおすすめです。歌いながらめくるだけです!
②おうた絵本 「きらきらぴかぴか」
- 持ち運びに便利なミニサイズ
- 音が出て光る
- 歌詞カードがキラキラ
- 赤ちゃんが自分でも遊べる
歌のラインナップは以下の通りです。
- きらきらぼし
- ゆりかごのうた
- あたまかたひざぽん
- どんぐりころころ
- G線上のアリア
この絵本は以前、別の記事でも紹介させていただきました。「きらきらぴかぴか」シリーズはおすすめです。
③おうた絵本 「てあそび おうたえほんベスト10」
- 誰でも知っている歌
- 手遊びは赤ちゃんも大好き
- 自分でも遊べる
手遊びは赤ちゃんが喜ぶのでよくやります。「あたま かた ひざ ポン!」が息子は1番好きです。
ラインナップは以下の10曲です。知らない歌はないと思います。
①おおきなくりのきのしたで
②あたまかたひざポン
③とんとんとんとんひげじいさん
④こぶたぬきつねこ
⑤むすんでひらいて
⑥いとまきのうた
⑦きらきらぼし
⑧グーチョキパーでなにつくろう
⑨げんこつやまのたぬきさん
⑩しあわせならてをたたこう
④探しあそび 「ぴよぴよ どーこだ?」
- 簡単な探しあそび
- ひよこ以外も隠れている
- ひよこがかわいい
「ぴよぴよどーこだ?」「いたいた、いたね」の繰り返しです。
自分で探すことは5、6ヶ月の赤ちゃんには難しいです。でもひよこの事はわかるようで、手で叩きます。ひよこ以外の生き物も隠れていて遊び心があります。
生後5、6ヶ月の赤ちゃんが喜ぶしかけ絵本 9選
しかけ絵本には以下の特徴があります。
- 赤ちゃんが飽きない
- 大人も楽しめる
- オノマトペ多め
- 色がハッキリしている
- 丈夫な素材でできている
- ページは少ない
- 破れやすい
読み聞かせが苦手なら、しかけ絵本はめくるだけで楽しいのでおすすめです。
自分でもやってみたい!めくりたい!と赤ちゃんの好奇心をくすぐります。
5、6ヶ月は自分ではまだうまくめくれていません。
デメリットはしかけ絵本は破れやすい物が多いことです。赤ちゃんは力加減が分からないので掴んで引っ張って破したり、噛んでしまいます。
それだけ気に入ってるという事なので、私はあえてやめさせたりはしていません。
①しかけ絵本 「ぐるぐるさん」
ひらぎみつえさんの「あかちゃんが喜ぶしかけ絵本シリーズ」です。
- 表紙にもしかけがある
- 回すと模様が動いて見える
- 破れづらい作り
- 赤ちゃんが自分で遊びやすい
まだまだ自分では回せませんが、頑張って触っています。
くるくる模様が変化する不思議な絵本。模様が変わったり消えたりするので、赤ちゃんは食い入るようにジーッと見つめています。閉じた後もしかけが気になるのか調べていました。
②しかけ絵本 「ころりん・ぱ!」
- 表紙にもしかけがある
- 赤ちゃんが自分で遊びやすい
- 破れづらい作り
- 指先が器用になる
- 好奇心をくすぐる
こちらもひらぎみつえさんの作品です。他にもシリーズが2つあります。
- ころりん
- ころりん・ぽい
わっかをカクカク動かしたり、クネクネ動かしてみたり赤ちゃんの「やってみたい」を刺激する絵本です。
表紙でずっと遊んでいます。
③しかけ絵本 「スライムぴぴぴ」
- コントラストがはっきり
- 楽しそうに読める
- スライムが可愛い
- ドラクエ好きなパパママ向け
- しかけは1ページだけ
ドラクエ世代のパパママなら絶対買いたくなる絵本です。
色違いのスライムがたくさん出てきて、大人も楽しく読み聞かせています。赤ちゃんもスライムのことは知らないけど、笑って見ています。
しかけのページは1ページしかなく折りたたまれているので、赤ちゃんに破られる心配は少ないです。
私はメタルスライムを見つけた時はテンションが上がりました。
しかけ絵本の中では息子の1番のお気に入りです。
④しかけ絵本「しましまぐるぐる めくってぱ!」
- 人気の絵本シリーズ
- コントラストがはっきり
- 発語をうながす
- しかけは見開き
- 破れても補修しやすいしかけ
大人気絵本「しましまぐるぐる」のしかけ絵本です。
コントラストがハッキリしていて、赤ちゃんにも人気のしましまぐるぐる。しかけ絵本になってページが横に開き、さらにダイナミックになりました。
同じしかけ絵本で「ぐるぐるうごく しましまぐるぐる」もあります。
⑤しかけ絵本 sassy「わお!」
- 人気の絵本シリーズ
- コントラストがはっきり
- たくさんのしかけがある
- 見て、触って楽しむ
- 破れやすい
こちらも人気の絵本sassyのしかけ絵本です。
めくる、転がすなど、楽しいしかけとsassyならではの配色が楽しいです。
残念な点は上で紹介した「ぐるぐるさん」や「ころりん・ぱ!」の絵本より赤ちゃんが自分で遊ぶと破れやすい作りになっている点。もう少し丈夫に作って欲しかったです。
しかけ絵本ではないsassyシリーズも息子は大好きです。
⑥しかけ絵本 「おめんです」
- お面がリアル
- 日本や世界のお面がわかる
- お面版いないいないばあ
- 破れても補修しやすいしかけ
狐やひょっとこ、能面など日本の伝統的なお面を被った動物たちが登場します。
シリーズで4作品出ていて、思わず大人も見入ってしまうリアルなお面が特徴です。読むと赤ちゃんがお面をめくろうとしてきます。
お面の中の動物は可愛い顔です。
⑦しかけ絵本 「にゃんにゃんわん!」
- 上か下にめくるしかけ
- 同じ言葉の繰り返し
- 動物の名前と鳴き声がわかる
お出かけ用のミニ絵本がおすすめです。
「だんだんだあれ?」と言葉のリズムがいいので読み聞かせが苦手でも楽しそうに読めるので気に入っています。
⑧しかけ絵本 「おやさいどうぞ」
- 野菜が覚えられる
- オノマトペ多め
- 絵が細かい
- しかけが多い
- しかけが破れやすい
人気の絵本です。同じシリーズで「くだものどうぞ」もあります。
赤ちゃんに離乳食をはじめる際に、人参を渡したら喜んでいたので野菜の絵本を購入しました。
文章は赤ちゃん向けですが、野菜の絵は大人が見ても感心するほど細かく描かれています。
絵本自体は丈夫ですが、めくるところが破れやすいです。
⑨しかけ絵本 「たべるのだあれ?」
- 生き物と食べ物が出てくる
- 口が飛び出していて動く
- 迫力がある
- しかけが破れやすい
動物たちが本当にお口をモグモグしているように見える飛び出す絵本です。
ちゃんとお口の中にも食べ物が入っています。赤ちゃんにもモグモグを教えられる絵本です。
離乳食をはじめる時に読み聞かせをしました。シリーズは他にも2つあります。
- もっとたべるのだあれ?
- もっともっとたべるのだあれ?
読み聞かせてあげたい!ロングセラーの絵本
昔からの絵本も読んであげたくて選びました。でもしかけ絵本よりは「読み聞かせ」になるので、得意ではありません。
①ロングセラー絵本「おててがでたよ」
- お着替えをする絵本
- 赤ちゃんの仕草が可愛い
- 言葉が言いやすい
林明子さんの絵本です。シリーズには以下のように、誰でも一度は見たことのあるラインナップばかりです。
- くつくつあるけ
- おててがでたよ
- きゅっきゅっきゅ
- おつきさまこんばんは
5、6ヶ月の赤ちゃんに「お着替え」はまだわからないのですが、この絵本を読むと喜びます。服から頭とか手が出てくるのが面白いのかもしれません。
「あんよはどこかな?」など本の中で探しながらお着替えをするので、体の名前が覚えられる絵本です。
②ロングセラー絵本「きゅっきゅっきゅ」
- 離乳食にぴったり
- 絵が可愛い
- ぬいぐるみが登場する
こちらも林明子さんの絵本です。離乳食を始める時にこの絵本を読み聞かせました。
絵本で出てくる「ふいてあげるね、きゅっきゅっきゅ」のフレーズをそのまま実際に使っています。
ぬいぐるみとご飯を食べてるのが可愛くて癒されます。
③ロングセラー絵本 「じゃあじゃあびりびり」
- オノマトペだらけ
- 絵がわかりやすい
- 破れにくい
赤ちゃんにも人気の絵本です。
絵本に赤ちゃんが登場するところがあって、毎回笑っています。上の子と下の子で喜ぶページが同じで面白いです。
④ロングセラー絵本 「がたんごとん がたんごとん」
- 絵が可愛い
- がたんごとんの擬音に喜ぶ
- 繰り返しのリズムがいい
- 赤ちゃんは繰り返しが大好き
「がたんごとん がたんごとん」「のせてくださーい」の繰り返しです。
これが赤ちゃんには楽しいみたいで何回読んで聞かせてもまだ飽きていません。私はもうページを見ないで読めます。
⑤ロングセラー絵本 「いないいない ばあ」
- 顔が怖いけど赤ちゃんは喜ぶ
- いないいないばあの繰り返し
表紙のクマさんが怖いけど、有名な絵本です。「ばあ!」でページをめくると赤ちゃんは大喜びです。
色んな「いないいないばあ」の絵本がある中でこの絵本が人気なのは、赤ちゃんにはわかる魅力があるからだと思います。
⑥ロングセラー絵本 「おひさま あはは」
- 絵が温かい
- 大人も笑って読むといい
- 読み聞かせが苦手な人向け
「おひさまが あはは」「おおきなきが あはは」とずっと笑っていられる絵本です。
「あはは」を棒読みではなく本当に「アハハハハ!」と笑って読むと楽しくなりますよ!
⑦ロングセラー絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」
- 絵がミッフィーに似ている
- しろくまちゃんが可愛い
- オノマトペが楽しい
- 焼くシーンがお気に入り
こちらは幼児向けの絵本です。「はじめてのこぐまちゃん」というシリーズもありますが、文章がないので私はこちらを選びました。
「ぽたん」「どろどろ」「ぴちぴち」とホットケーキが焼ける過程がオノマトペで表現されています。
まとめ
生後5、6ヶ月の赤ちゃんが喜んでくれて、読み聞かせが苦手でも楽しく読めそうな絵本を厳選しました。
最後に読み聞かせが苦手な方に朗報です。あまり感情を込めて絵本を読まない方が脳を育てるのには効果的なんだとか。
我が家では主人は演劇のように読み聞かせ、私は棒読みです。今のところは絵本が大好きで感受性の高い子どもに育っています。
頭が良くなるとかはあまり気にしませんが、絵本が子ども達にとって楽しいものになることを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント