幼児でダンスを習っている子どもたちが多いですよね。学校でもダンスは必修科目になっています。
「習い事のダンスってどんな感じ?楽しい?」
このような質問をよくママ友にも聞かれるので、今回は4歳からダンスを習っている娘の体験談をお話ししたいと思います。
この記事では以下のことがわかります。
- 習い事のはじめるとき気を付けること
- ダンスを習ってみての経験談
- ダンスをするメリット、デメリット
これから習い事を探している方、ダンスは習い事としてどうなのか気になっている方の参考になれば嬉しいです。
習い事を始めるときに気を付けること
ダンス以前に、幼児の習い事は本人がやる気がないとなかなか続かないと思います。
習い事を選ぶときに気をつけたい点を紹介します。
まず本人がやりたいことを探す
元々はダンスを習う予定ではありませんでした。
ひとまず女の子で興味がありそうな、ピアノ、スイミング、公文などはどうかと聞いてみましたが、本人は乗り気ではありませんでした。習い事を探すだけで半年くらいかかりました。
人見知りがあり、どちらというと控えめな性格です。
習い事は早いものは英会話で0歳からが対象でした。
ある日、たまたま行ったスーパーにダンス教室があり、娘がダンスに興味を持った事がキッカケでした。
英会話にしなかったのは、英語を話せる人達から母国語が確立してからの方がいいと言われたので候補から外しました。
場所は家から近いところを探す
理由は以下の通りです。
- 親が連れて行くことになるので負担軽減のため
- 平日の夜の習い事だと遅くなり、生活が不規則になる
- 交通費を抑えるため
幼児の習い事は基本的に親が一緒に連れて行く必要があります。私は赤ちゃん連れで行きますが結構大変です。
土曜日にレッスンがあることが多いですが、平日のこともあります。当然共働きなら仕事との兼ね合いも出てきます。平日のレッスンになると帰るのも遅くなります。
毎週の事なので、家からは近い場所で探すことをおすすめします。
娘のダンスは平日1回、18時半から1時間です。家から車で10分の距離です。
まずは体験レッスン!でも一回だけではわからない
「体験で嫌ならやめよう」
それくらいの気持ちで見に行きました。ダンスの体験レッスンは無料なので、よく新規の方が体験レッスンに参加しています。
娘が通っているダンス教室は和気あいあいと楽しく、厳しいものではありません。
娘は私にくっついて見ているだけで見学は終わりました。「やらない」になると思っていたのですが、娘は「やりたい」と言いました。「本当にダンスに興味あるんだな」と感じました。でもいざ入会してみたもののしばらくは見てるだけでした。
結局、一回体験しただけでは幼児はわからないのだと感じます。まさか一年も続けるとは思いませんでした。
もしやりたいと言わなければ体験レッスンだけで終わっていた事でしょう。
毎月の固定費!必要な費用を確認すること
高知県の子どもの習い事相場は、週一回のレッスンで大体4,000円~1万円程度といったところです。
毎月の固定費としてなかなかの費用がかかる印象です。
ダンス教室は1回の料金設定のところと、月謝が決まっているところがあります。月謝だけではなく、発表会がありその都度、衣装代や参加費もかかります。
衣装が大体3,000円、参加費は最高で5,000円でした
習い事をやめたい時は目標までやり切ってから
一時期、発表会の失敗が嫌だったのか「やめたい」「行きたくない」と言う事が多くなりました。
次の発表会終わったらやめよう
私はいつもこう返していました。失敗だけで終わってほしくありませんでした。
習い事は目標に向かって頑張ることに意味があると思います。
そのため発表会など区切りになることがあれば、そこまでは頑張って行かせることをおすすめします。
我が家の場合、娘がやる気になったのはレッスンの付き添いが母親の私から父親に変わった事でした。
私は付き添いとしてスマホを見ながら座っていました。対する主人はまるで部活の先生のように、指導したり時には自分も一緒に振り付けを覚えていたようです。
親が見てない方が頑張る子と、見ている方が頑張る子がいます。
何をやらしても続かない時は親も子どもと一緒に頑張ってみるのもいいかもしれません。
子どもがダンスを習うことのメリット
体を動かすことだけがダンスだと思っていました。実際は精神面が鍛えられるものでした。
目標向かって努力して大勢の前で踊る事で度胸がつき、メンタルが強くなります。
メリットを5つ上げます。
- メンタルが鍛えられた
- 得意になると自信に繋がる
- リズム感、柔軟性、体幹の向上
- 協調性も身に付く
- 親子のコミュニケーションの一つ
①メンタルが鍛えられて、度胸がついた
一番成長したと感じたことはメンタル面です。娘は小さい時から音に過敏で人一倍の怖がりでした。
ダンスは音楽も大きいため、私はとても心配していました。
初めての発表会は緊張しすぎて途中で逃げだしてしまいました。踊れなかった事が悔しくて、終わっても泣いていました。
レッスンも1ヵ月経ってやっとみんなと踊ることが出来だしたくらいの時に、100人以上もの観客の前で踊ることは怖かったと思います。
2回目の発表会からは、すっかり成長して泣くこともなく踊ることが出来ました。
幼少期に人前に立つことに慣れておくと、本番に強い子になれると思います。
今では多くの観客を前にしてももう平気です。本番で間違えてしまった時もニヤリとしていました。
笑いながら踊っている娘を見て感動してしまいました。ダンスをすることで娘は強くなれたんだと思います。
②得意になると自信につながり楽しくなる
最近では保育園でお友達にも披露していて、本人もダンスが得意だと認識しているようです。運動会でも、リズムダンスをとても元気に踊れていました。
ダンスを習う前は、保育園の運動会はいつも不機嫌そうに歩いているだけの子どもだったのに別人になりました。
ダンスをすることで自信になり、そして上手くなって楽しくなるという相乗効果です。今は小学生になってもダンスを続けたいと言っています。
③リズム感、柔軟性、体幹が鍛えられる
ダンスを習う前に私が思っていたメリットはこの身体能力面でした。
予想通りリズム感もよくなり、音程も取れるのでyoasobiのようなテンポの速い歌も歌っています。
関係あるか分かりませんが、吃音がマシになりました。
片足を上げてバランスを保つ『バランス対決』という遊びもすごく得意です。ストレッチも家でも毎日しています。
④チームで協力する事で協調性も身に付く
ダンスはみんなで踊るので、1人だけできても揃っていないと綺麗には見えません。
リーダー格の子が踊っているのを見て他の子も一緒に練習するなど、チームで協力出来るのもダンスを習って良かったところです。
⑤親子のコミュニケーションになる
赤ちゃんを寝かしつけた後は親子でダンスを毎晩一緒に練習しています。
赤ちゃんのお世話で上の子と遊ぶ事が減ってしまったので遊びの一貫として踊っています。産後ダイエットにもなりました。
ダンスをすることのデメリット
メリットを上げたのでデメリットも上げていきます。
- 費用の問題
- スケジュール管理が必要
- 転倒など怪我のリスク
❶費用が意外とかかること
気を付けるところでも紹介した通り、毎月の月謝と発表会ごとの参加費と衣装代は家計の負担になります。
ヘアアレンジも美容院でするとさらにです。
参考までに娘が習っているダンス教室の1年間の費用はおおよそ以下の通りです。
①月謝48,000円 ②参加費9,000円 ③衣装代11,000円 合計約68,000円
1ヵ月あたり5,600円くらいの出費です。これ以外でもダンス用のシューズや交通費、レッスンの日は炊事の時間がなく、総菜を買うなどすれば食費もかかります。
❷スケジュール管理が必要
親の時間と労力が必要になります。
ダンスレッスンが毎週のスケジュールに入ってきます。その日が仕事なら残業をしないように気を付ける必要があります。繁忙期は子どもの習い事で帰るのは厳しいですよね。
また、体調が悪いとお休みすることになります。子どもが何人もいる、となおさら毎週スケジュールを空けておくのは大変なことです。
休んだ日の月謝は日割りでは返ってきません
❸転倒など怪我のリスク
ダンスは体を動かす習い事になるので、怪我をしてしまう可能性ももちろんあります。
よく寝て疲れをとっておく、レッスン前の準備運動をしっかりしておくなど基本的な事が大切です。
まとめ
以上、キッズダンスの習い事について私たちの経験を書きました。
ダンスは習い事の中で娘のクラスも15人ほどの生徒がいます。余裕があれば習ってデメリットになることは少ないです。
子どもの個性に応じてどんな習い事がいいか試す事は必要です。一方でやると決めた事はある程度やり切ることで子どもの成長に繋がると思います。
子どもさんが成長できる習い事に出会えたら嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント