産後であってもワンオペ育児はどうしても無理をせざるを得ないから辛いですよね。
今回の出産で産後に辛かったことを記録に残しておきます。二人目は高齢出産だったせいか、一人目の時より自分自身の体調が戻るのに時間がかかりました。
私のようになってほしくない。無理をしないでほしい。
これを伝えたくてこの記事を書きました。
妊娠中からすでにキツい
妊娠が5年ぶりになってしまい、すっかり忘れていました。経産婦だし何とかなる!と根拠なく考えていました。
妊娠中でも休めない家事と育児
妊娠中もパートタイマーで働きながらのワンオペ育児で、毎日死にかけの日々。妊娠糖尿病の疑いがあると言われて、総合病院へ転院し出産することになりました。
一人目の時はしんどくなれば休めたのですが、子どもがいるとそれもなかなか難しかったです。でも子どもは私の体調を気遣ってくれました。
土日は子どもと一日中遊ぶことになるので夕方には体調が悪くなる日々でした。
でも4歳にもなると気を使ってくれるようになります。歳の差があってよかったとこの時は本当に思いました。
持病の腰痛が初期から痛くなったので、とこちゃんベルトをずっとつけていました。
臨月は毎日5kmのウォーキングを頑張って恥骨を痛めました。
入院中は家事がない分余裕だった
臨月に歩いた努力のおかげで(?)3時間で産まれました。ウォーキングはもう少し早い時期からスタートしておけばよかったと思います。
経産婦だったからなのか、授乳とおむつ替え以外しなくていいタイプの病院でしたので、本を読んで寝て過ごしました。
こんなにゆっくりしたのは何十年ぶりでした。腰痛と恥骨痛は治ってなかったけど幸せな入院生活でした。
10回以上の頻回授乳でしたが、1人目が完母で夜間オールもよくしていたため、そこまで苦痛ではありませんでした。
新生児期は連続3時間寝れたらラッキーと本気で思っていたので病院では元気でした。
身体的な痛みや辛さ
家に帰ってからは一人目よりも明らかに体に無理がいっていたのがわかりました。もう少し何かに頼ればよかったと後悔しています。
手の指がこわばってすぐに動かせない
退院後1ヶ月経った頃から朝起きると、指がこわばってすぐには動かなくなりました。しばらくすると治り、日中は通常通りでしたが次の朝はまた動きません。このような事が産後3ヶ月まで続きました。
この症状のせいで産後2ヵ月の時、赤ちゃんを落としてしまい小児科で診ていただきました。
私には育児をする資格はないとひどく落ち込みました。
恥骨と膝の痛みで立てない
恥骨は産前から痛かったけど、膝は産後に痛くなりました。
手の指の症状と同じ時期から両足の膝が痛すぎて、すぐに立てなくなっていました。赤ちゃんが泣いていても立つのに時間がかかり、低い位置から抱っこするにも膝を曲げずに抱っこしていました。
膝を曲げないと腰に負担がかかります。案の定、軽度のギックリ腰なりました。歩ける程度で済んだのが救いでした。
・膝はカルシウム不足が原因だったようで、意識して摂取していたら症状は改善してきました。
・骨盤ストレッチも産後2ヶ月からほぼ毎日続けています。
この痛みが一生続いたらどうしようと本当に悩みました。
母乳育児のトラブルは繰り返す
1人目でもなったことがあったので、自分では気を付けていたつもりでした。私は体質的に乳腺が詰まりやすい自覚はありました。
食べ物は乳腺炎には関係ないと言う記事を見たこともありますが、個人的には関係があると思います。
今回の原因は寝不足の中、夜ご飯に春巻を食べた事だと勝手に思っています。栄養をつけたかったんですが逆効果になってしまいました。
その次の朝から微熱と乳腺の痛みがあり、夜には38.5度の高熱になりました。授乳が痛過ぎて涙が出るほどでした。
乳腺炎になると味が美味しくないため赤ちゃんが飲まなくなります。完治するまで1週間ほどかかり、ずっと痛いです。
対策は以下の通りです。
- 発熱したら病院へ相談
- 赤みや痛いところは冷やす。
- 授乳時は痛い所を圧迫しながら、下顎が痛い部分に来るようにする。
- マッサージしながら搾乳する。
- 水分は摂る。
- しこりをゴリゴリしない。
自力で無理なら助産院に行くとマッサージをしてくれます。大抵は一回では治らないので何度か通うことになるそうです。
赤ちゃんといつも一緒で自由はない
赤ちゃんとずっと一緒になるので、自分のやりたい事はなかなかできません。
しんどくても病院に行けない
体調が悪くても病院に行けません。今は赤ちゃんを預けられる産後ケア事業や一時保育という制度はある事は知っています。
高知県の産後ケア事業はまだ始まってそんなに経っていないようで、口コミを見て不安になりやめました。
利用者が少ないと市の方もおっしゃっていたのでこれから盛んになるといいですね。
乳腺炎の時は病院に無理を言って赤ちゃんと一緒に診てもらいました。
美容院に行けないのも辛い
8ヶ月美容院に行けませんでした。
30台後半になると白髪もたくさんあって毎日が憂鬱でした。
自分で染めてしまうと、次の美容院に久しぶりに行くのが恥ずかしいんですよね。
美容院に行った時が赤ちゃんと長時間離れられた最初の日でした。
メンタル面の辛さ、マミーブレイン
産後は頭が働きません。すぐ落ち込んだり、判断能力が落ちているように感じます。
今の自分は少しおかしいのかもしれないと思っていました。
産後うつ、ガルガル期
ガルガル期はホルモンのバランスが乱れて起こります。
今まで仲良くしてくれた人でも何となく不快に思ったり、赤ちゃんを触られたくない気持ちになります。
特にこれといった理由なくイライラし、普段何ともないことで落ち込んだりします。
これはガルガル期なのかもしれない
客観的にそう思って、距離を置いたり自分のことを理解しておくと冷静になれます。
猫のお母さんも同じです。ガルガル期は本能と割り切りました
また何かに対してやる気が起きず漠然と不安になったり何もかもやめたくなる鬱状態の時もあります。
毎日が憂鬱になるならおかしいと判断しましょう
忘れっぽい、判断力が鈍る
マミーブレインと呼ぶそうです。
簡単なことが覚えられない、大事なものを無くすなど物忘れがひどくなったように感じます。
仕事復帰できないかも?と不安になりましたがそのうち治ります!
私は2人目でも免許証を無くして焦りました。
まとめ
以上、2人目の産後について書きました。私自身が人に頼るのが苦手で無理をしてしまう性格が原因だと自覚はあります。
5歳差は上の子が話をわかるから楽だと聞いて決めましたがもちろん良いこともあるし、大変な事もあります。
意識しているのは無理してでも寝ることです。
寝ないと自律神経が乱れます。免疫も下がります。漠然とした不安と絶望感に苛まれてきたら、子どもが寝たらすぐ寝ましょう。
自分を甘やかすくらいが産後はちょうどいいです。今は産後7ヶ月になり、体の不調は治ってきました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント